学校だより 令和元年7月号                    TOP学校長挨拶学校だより>7月号
 

    オリパラ教育 大会後のレガシーを見据えて   校 長 芦沢 茂樹

   2020年東京オリンピック・パラリンピック大会の第1次チケット販売の抽選結果が発表され、ニュースでも
  大きく報じられました。オリンピックまではあと1年となり、世の中の関心も少しずつ高まってきているようです。
   学校では3年前から都内全公立小中高等学校でオリパラ教育を開始し、秋津小学校はその初年度である
  平成28年度のオリパラ教育活動が優れていると認められ、東京都教育委員会からオリパラ教育アワード校
  として認定、表彰されました。昨年度からは秋津小学校で今まで取り組んで来た特色ある教育活動をオリパ
  ラ教育にあてはめ、新たな特色ある教育活動としてオリパラ教育を進めているところです。世の中では、
  オリンピック・パラリンピック大会開催に向けての機運が高まる中、学校では大会後も長く続く教育活動として
  継続・発展させていくためのオリパラレガシーについても検討を進めています。
   そんな中、先日興味深いテレビ番組が放映されていました。全国各地に放置され、朽ち果てている蒸気機
  関車の紹介で、冒頭に東村山の運動公園にあるSLが紹介されました。昭和51年に当時の国鉄から貸与さ
  れたものですが、その後放置され無残な姿になったSLが映し出されていました。番組では取り上げられませ
  んでしたが、実は東村山にはこのSLとは逆に、市民に大切にされている、「くめがわ電車図書館」と呼ばれる
  保存車両があります。昭和42年に開館し、2代目となる現在の車両は平成13年から使われていて、東村山
  50景にも選ばれています。毎年ボランティアによる清掃が行われ、今年2月には社会貢献を理念とする塗装
  のボランティア団体が人件費や塗料、材料費等全て無償で補修、再塗装を行い、新車のような輝きを取り戻し
  ました。
   今月の表題、大会後のレガシーに話を戻します。鉄道としての役目を終えた車両が16年経っても愛され続
  けているのはなぜかと考えてみました。
   この車両は101系といって、昭和44年に登場しそのマイナーチェンジ版は今でも西武線を走っています。ま
  た、昭和38年から43年までに作られた車両もボディーの形はほぼ同じで、それらを合わせると、当時東村山
  を走っていたほとんどの車両がこの形でした。東村山が町から市となり大きく発展し続けていた時代、通勤に
  毎日利用した車両として懐かしく思われているのだと思います。また地元の図書館として、地域住民からも
  愛され、大切にされているのだと思います。
   オリンピック・パラリンピックまであと1年となりました。秋津小学校のオリパラ教育も、大会後もレガシーとし
  て残していかれるような活動としていくための正念場の1年となりました。学校が特色として位置づけるだけ
  ではなく、子供たちが活動を通して充実感や達成感が得られるものとし、具体的な変容として、保護者、地域
  の皆様 に評価いただけることが重要と考えています。

  オリンピック・パラリンピック教育の4つの視点
   
@オリンピック精神として、異年齢交流や高齢者・障害のある人との交流、青葉学級との交流を
   
Aスポーツマインドとして、あきつわくわくタイムと運動集会の実施を
   
B文化として昔遊びや昔のくらしの学習、お囃子体験、地域学習、読書活動、食育の推進を
   
C環境として農園や水田を活用した勤労生産的な活動、環境学習を
  さらに充実させ、活動の様子を毎月の学校だよりを中心に報告させていただきます。

 

戻 る