学校だより 令和元年9月号                    TOP学校長挨拶学校だより>9月号
 

    秋は秋津の季節(4) − 食欲の秋 −       校 長 芦沢 茂樹

   夏休みが終わり、子供達が学校に戻ってきました。今年は例年の42日間から33日間と、短い夏休みでした
  が、1学期に不十分だった点を補ったり、得意な分野をさらに伸ばしたり、夏休みだからこそできる体験に取り
  組んだりと、楽しく充実した夏休みを過ごしたことと思います。
   2学期は運動会、音楽会と大きな行事を2つ予定しています。631名の子供たちが体を鍛え、豊かな心を育み、
  そして学力を向上させていかれるよう、指導にあたって参りますます。

   秋は秋津の季節(1)では「秋津」はトンボの古名で、日本のことは秋津洲(あきつしま)と呼んでいたことを、
  (2)では、校章にも描かれているもみじの色の変化について、(3)では、童謡「もみじ」の歌詞から、成長と個性、
  集団、調和、協力について書かせていただきました。4回目は「食欲の秋」についてです。秋津小学校の給食
  残菜量は非常に少なく、全国平均の1/10です。秋津小学校の誇れるものの1つだと思います。食育基本法
  にも食べることは生きる上での基本であり、知育、徳育、体育の基礎であるということが書かれています。
   小平保健所では、9月を「めざまし スイッチ 朝ごはん」月間として、朝食をしっかりととることと野菜をたくさん
  食べることを呼びかけています。学齢期においては、朝食の大切さや、野菜の働きを知ることを目標とし、成人
  してからは朝食をとることと十分な野菜を食べることを習慣化することを目標としています。朝食や野菜の大切さ
  についてはここでは触れませんが、習慣化について朝食欠食率を男女別、世代別に見てみると、成人し、自分
  自身で判断し行動しなくてはならなくなった時に、男子は実に2/3が、女子も3割が朝食抜きという結果です。
   女性の痩せすぎの問題もあります。20代女性の2割、5人に1人はやせすぎという調査結果があります。平
  成29年の20代女性の摂取エネルギーは1694kcalです。これは食べるものが不十分だった終戦直後昭和25
  年の2098kcalより低い水準です。食べる量を必要以上に減らすと体温は低めになり、疲れやすく、イライラし、
  活力も落ちていきます。髪やツメはもろく艶もなくなり、肌もカサカサに荒れたり、吹き出物が出やすくなったりし
  ます。骨粗鬆症のリスクも高まり、若いうちから更年期障害と同じような状態になってしまいます。
   夏休み、食育の研究会に参加させていただきました。文部科学省の方からは「つながる」ということをキー
  ワードに、栄養士・調理師・教員との連携と、学校・家庭・地域・行政・生産者や食育団体との連携の重要性に
  ついてご指導いただきました。また、子供たちは、今を生きるとともに、未来を生きていく、生涯に渡ってという
  視点をもつことの大切さについてもご指導いただきました。
    学校でも、今の学習を充実させるとともに、それが来年度どのようにつながっていくか、そして中学校、高等
  学校ではどうか、さらに生涯に渡ってという視点ももって、指導にあたって参ります。

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