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Higashimurayama city Yasaka Elementary School

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学校だより(巻頭)令和3年度CONCEPT


令和3年度

7月号
<二刀流から学ぶもの>
 私事で誠に恐縮ですが、最近週末が楽しみでなりません。というのも、週末のニュース番組のスポーツコーナーで1週間分の大谷翔平選手の活躍が紹介され、その活躍ぶりが実に痛快であるということと、NHKの大河ドラマ「晴天を衝け」が楽しみだからです。
 さて、大リーグという大舞台で世界の並み居る強豪を相手に、投打の二刀流として飛ぶ鳥を落とす勢いで日々活躍している大谷選手ですが、私は別の意味での二刀流にも注目しています。数年前、大谷選手のことが道徳の教科書に載りました。その時の題名は「夢を実現するためには」というもので、小さい頃からの夢である「プロ野球選手になりたい。」をどのように実現してきたかが語られています。そして、花巻東高校野球部で監督に勧められて作った本人自筆の目標達成シートが掲載されています。そのシートをじっくり見ると、目標達成のために、スポーツに必要と思われる筋力アップや体力や技術力向上に関する項目が多くみられます。一方で、一見あまり関係なさそうな項目もあります。「あいさつ」「ゴミ拾い」「本読み」「感謝」「思いやり」「信頼される人間」「応援される人間」等です。プロ野球選手なのだから野球に集中すれば問題なさそうですが、彼にとってはそうではないようです。野球の技術と人間性という二刀流がそろって初めて一流のプロ野球選手と考えているのかもしれません。確かに週末に流れるニュースには、敵チームの選手やファンであっても大谷選手の紳士的な行動や礼儀正しさ、あたたかな人間性に心を動かされている人々の姿も多く紹介されています。
 もう一つの私の楽しみ、大河ドラマの主人公渋沢栄一です。「日本資本主義の父」と称され、生涯で470社もの企業に携わったと言われています。渋沢栄一の思想として道徳経済合一説というのがあります。「商売に学問は必要ない。」と言われていた明治時代、渋沢は会社経営を成功させるためには経営者自身が人間として守るべき規範・基準をもっていなければならないと考え、孔子の「論語」を自分の行動規範とし、「論語と算盤」という本を著しました。渋沢は会社の利益を追求することと、人としての道徳を重んじること、この二刀流を目指したのだと思います。ドラマはまだ途中ですが、時折でてくる、「一人だけが幸せじゃだめなんだ。世の中みんなが幸せじゃなきゃなんねえ。」というセリフに、なぜかグッと胸が熱くなってしまいます。
 今回は私が最近注目している大谷選手と渋沢栄一を紹介しましたが、どちらも共通するのは人間性です。子供たちがこれから生きていく世の中はAIの発達やグローバル社会の進展など、今までの常識が通用しない不透明なことが多くあると思います。でも人間性という部分はどんなに時代や社会の仕組みが変わっても不変のものであるように思います。八坂小学校の子供たちにも、どんな時代がきても人を大切にするあたたかな人間性を育てていきたいと思います。
 余談ですが、大谷選手が日本プロ野球界に登場するのは2013年の北海道日本ハムファイターズです。当時の監督であった栗山英樹氏はドラフトで入団してくる新人選手に渋沢栄一の「論語と算盤」をプレゼントしたそうです。大谷選手もきっとその本を手にしたことでしょう。なにやら不思議な縁を感じます。
6月号
<GIGAスクール構想の実現に向けて>
 新聞の教育関係の報道でも時折「GIGAスクール構想」という文字を見かけます。教育環境におけるICTの活用が叫ばれ、昨年からのコロナ禍の影響もあって、一挙に進んだ感があります。「GIGAスクール構想」とは何?みなさんもご存じのこととは思いますが、私なりのざっくりした解釈で言えば、子供に一人一台の端末を整備し、その活用を通じて学習活動の一層の充実や新学習指導要領の目指す主体的・対話的で深い学びにも結び付けていきましょう、ということだと考えます。とは言え、教員もそうですが、保護者のみなさんもご自身が小学生の頃にタブレットがあったわけではないですし、私など携帯電話はおろか、ポケベルもない小学生時代でした。パソコン(当時パソコンという言葉があったのかも定かではありませんが)は私が中学生になるころに世に出てきたような気もします。もちろん、パソコンなる高価な代物を持っている友達もいませんでしたし、パソコンなる得体のしれない物を家にこもって使っている者は「根暗のオタクだ」とレッテルを貼られていたかもしれません。しかし、時代は瞬く間に変貌を遂げました。世の中のICT機器も技術も飛躍的に発展し、今ではICTなしでは世の中は動きません。ICTを効率的に使うことで学習や仕事を活性化し、世界中の人々と瞬時にしてコミュニケーションをとることも、膨大な量の知識を手に入れることも、行ったことのない国や非現実的世界にも行った感じになることも可能です。子供たちはそのような時代の中で生きていくことが求められているのです。
 このような流れの中、いよいよ、本校でもタブレット端末を子供たちに配布いたしました。既に授業の中で活用する場面も見受けられます。今後、授業の中でいろんな活用の仕方がなされると思いますが、頭の中が昭和時代のままの私はタブレット端末の活用として以下のように考えるようにしています。
■子供たちが手にするタブレットは令和式ノートと鉛筆です。
・ノートに文字を書くようにタッチペンで字を書くことも絵を描くことも観察記録を写真に撮って残すこともできます。しかも、それを膨大な量記録しておくことができ、必要な時に呼び戻して自分の学習を振り返ったり友達と交流したりすることができます。
■子供たちが手にするタブレットは令和式百科事典です。
・検索機能はインターネットの得意技です。子供の目の前のタブレットの中に世界中の図書館が入っているようなものです。膨大な知識をどう取捨選択し活用していくか、その力の育成が問われます。
■子供たちが手にするタブレットは令和式テレビ電話です。
・昨年の臨時休校中のような時には自宅にいながら授業を受けることも可能です。課題をメールで提出したり、友達と共有したりしてさらに思考を深めることも可能になります。   このように便利な事は多々あります。一方で、ネット使用上のマナーや有害情報からどう自分を守るかなども教えていかなければなりません。新しい事を始めるのはとても大変なことですし、トラブルもつきものです。まだまだ手探りの状態ですが、子供たちの学びが少しでも豊かになるよう活用方法を工夫してまいります。本校でもGIGA主任や各学年にGIGA担当を置きました。学校全体でGIGAスクール構想の実現に向けて頑張ってまいります。今後ともご理解とご支援の程よろしくお願いいたします。
5月号
<「努力は必ず報われる」とは限らないが・・・>
   爽やかな春の風が八坂小学校の校庭を吹き抜け、校舎や教室の中まで入ってきて、本当に過ごしやすい季節となりました。新学期スタートから1か月ほどがたち、子供たちも新しい学年、新しい学級になじんできた様子です。
 4月下旬から5月上旬にかけては子供たちが楽しみにしている遠足が計画されています。学級学年づくりのためにもとても大切な行事なのですが、新型コロナ感染症拡大のために、実施できた学年と今後見直しを迫られる学年がでてきました。子供たちに我慢させなくてはならないことは非常に辛い物があります。また、保護者の方におかれましてもお子様の遠足がどうなるのか心配されていることと思います。感染状況等を見ながら内容等を工夫しながらできるだけ実施していきたいと思います。ご理解とご協力をお願いいたします。 先月、女子競泳選手の池江璃花子選手が競泳日本選手権の女子100mバタフライで優勝し、東京五輪メドレーリレーの代表に内定したというニュースがありました。レース後のインタビューで「自分がすごくつらくてしんどくても、努力は必ず報われるんだなんていうふうに思いました。」と声を詰まらせ、涙ながらに答えていました。私もそうですが、多くの人がこのインタビューを聞いて感動に震えたのではないでしょうか。競泳選手としてどこまで記録を伸ばすのかと期待されていた絶頂期での衝撃的な白血病の告白。そして抗がん剤治療による壮絶な闘病生活。「生きているのもしんどい。」とまで言わせる程追い込まれていきました。退院した時は筋肉が落ちて痩せ細り、その姿をみるのも辛い思いがしました。しかし、彼女は負けませんでした。目標をパリ五輪に定め、家族や周囲の支えを受けながら努力を続けたのです。そして、驚異的なスピードで回復し、まさかの東京五輪の切符を手にし、上記のコメントが出たのです。本当に大きな勇気をもらいました。
   さて、「努力は必ず報われる」とは昔からよく言われる言葉ですが、必ず報われるとも限りません。池江選手は我々の想像を超える努力をして五輪代表の切符を手にいれましたが、切符をとれなかった多くの選手が努力しなかった訳ではありません。やはり池江選手に負けないほどの努力をしたことは想像できます。切符を手に入れられなかったから努力は無駄だったのか、そうではありません。切符を手に入れられなくとも、努力し、挑戦する過程においてそれぞれが成長しているのです。先日、全校朝会で「目標にチャレンジして、自分をチェンジしていきましょう。」と呼びかけました。吸収力と可塑性に富んだ子供たちにはいろんなことに積極的にチャレンジしてもらいたいと思います。成功したらさらに高みを目指し、失敗したらどうしたらよいのか考え、自分をチェンジしてもらいたいと思います。この過程を繰り返しながら子供は成長していくのです。八坂小学校の子供たちがいっぱいチャレンジし、よりよくチェンジしていくことができるよう応援していきます。 今月は大型連休がありますが、緊急事態宣言中のため、自宅で過ごすことが多くなると思われます。何かとストレスがたまる連休となるかと思いますが、ご家族で工夫をしながら楽しい時間をすごしください。
4月号
<新年度を迎えて>
 子供たちの元気な声が八坂小学校にこだまし、新年度がはじまりました。
 保護者の皆様、地域の皆様には日頃より本校の教育活動にご理解とご支援を賜り誠にありがとうございます。この度は、お子様のご入学、ご進級おめでとうございます。 心よりお祝い申し上げます。今年度、八坂小学校は112名の新1年生を迎え、全校児童702名でスタートします。子供たち一人一人が、希望と目標をもって新年度の学校生活を始められるよう願っております。
 さて、八坂小学校 第17代校長 矢部 崇 先生の後任として
私、西田 智男が本年度より校長を務めさせていただくこととなりました。4月1日の着任時、校庭の雰囲気を直近に感じられる校長室から、満開の桜の中、春休みの校庭解放に遊びに来ている子供たちが元気に走り回る様子を見ることができ、早く全校児童に会いたいという気持ちが込み上げてきました。同時に、長年にわたり引き継がれた本校の伝統を守り、さらに未来を生き抜く子供たちの命と教育を預かるという重責を感じています。
 矢部前校長をはじめ、全教職員、保護者の皆様、地域の方々で作り上げられた「チーム八坂」の精神を引き継ぎ、すべての児童が生き生きと主体的に学び、楽しく生活を送ることができる学校、保護者や地域の願いや期待に応えることができる学校にしていきたいと考えています。微力ではございますが、誠心誠意子供たちのために励んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。今年度は別表にお示しした職員体制にてスタートいたします。1年間全教職員が力を合わせ、一生懸命に教育活動に取り組みます。今まで同様皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
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